うちのろめろに初めてのおともだちができました。


リノさんちチュチュと、しぃくんさんちロンです。

どうぞよろしく。


今日パークのマイホーム見てみたらいろいろな言葉を覚えていました。

■おもしろい ■する ■かう
■成長 ■設置 ■パーク

■内容 ■でも ■それと ■なる



でもいったいどういう場面で、これらの言葉をしゃべるのかよくわからないですね。ともかく今後どういう風に成長するのか楽しみです。

主人公の少女メイは容姿にコンプレックスがあり、友だちは人形のスージーだけ、心の底から人間の友だちを欲しがっている。これを見てある物語の少女を思い出した。「赤毛のアン」のアン・シャーリーだ。世界的にも有名なこの物語だが、主人公アンは孤児であり、赤毛の髪にコンプレックスを持っている。そしてアボンリーのカスバート兄妹にひきとられ、ダイアナという無二の友を得るまで、本当の友だちはいなかった。空想の友だちしかいなかったのだ。その後アンは家族、友だちや恋人を得て幸せな日々を送るが、メイにはその正反対ともいえる結末が待っていた。


MAY -メイ-(May)2004年[米]

監督:ラッキー・マッキー

出演:アンジェラ・ベティス


MAY公式サイト


タイトル: MAY メイ

弱視と斜視のメイは幼いころから友人がいなかった。成長したメイは動物病院で働き、美しい手を持つ男性アダムに恋する。やっとアダムと仲良くなるがメイの奇行が元ですぐ別れてしまい、レズの同僚ポリーも他の女の子と仲良くなってメイはひとりぼっちになる。唯一の友人スージーも失い、絶望したメイは思い立つ。「友だちができないなら、つくればいいんだ。」 狂気に走るメイ。そして惨劇が起きる。


途中まではちょっと変わった少女の恋愛物語といってもいい内容で、シナリオ次第で、普通のハッピーエンドにもできそうだ。ところが後半ガラリとその様子が変わる。狂気にかられたメイが起こす連続殺人の描写は、かなりショッキングで画面が血塗られているかのようにさえ感じる。ラストもえっ?と思わされる。だがこれだけ血だらけの映画にもかかわらず、なぜか鑑賞後の後味は悪くない。ただのいかれた女のサイコホラーと見ることもできるだろうが、私は悲しい少女メイに同情さえした。”センチメンタル・ホラー”とはよくつけたものだ。こういう印象を持つのは、メイを演じたアンジェラ・ベティスの演技によるものが大きいと思う。気持ち悪いけど痛々しさが痛烈に伝わってくる彼女の演技のおかげで、この映画は成立しているといっても過言ではないだろう。生理的に嫌悪感を覚える人もいると思うので、残念ながら万人にすすめられる映画ではないが、興味がわいたならぜひアンジェラ・ベティスの名演を見て欲しい。


最後に、この映画のおもしろい見方をひとつ考えた。ちょっと変わってる恋愛映画だよ、と言って予備知識のない恋人にこれを見せるのだ。フラれても私は責任を持たないのであしからず。

アメブロでメロメロパークというブログペットが使えるようになったので、試しに設置してみました。でもなんかブラウザが重いなあ。おもしろくなかったらはずしてしまうかも。


ブログに記事を書けば書くほど成長して、外見や性格が変化したり、いろいろな行動を覚えたりするそうです。それと、ブログの内容から言葉を覚えるらしいです。変な言葉覚えられたらどうしよう。


では、そういうわけで、ペットのご紹介です。


名前ろめろ(ゾンビのジョージ・A・ロメロ監督からもらいました。一応メロメロパークにもかかってます)


性別:不明


誕生日:2005年5月24日


住所:メロードウェイ 7-112-117


里親:ぱすた^2



こんなろめろですが、お友だちを募集中です。ぜひお友だちになってやってください。

とりあえずまず見るべし。今すぐビデオ屋に走り、借りるなり買うなりして見ること。グロ描写が若干あるが、そういうシーンに弱い人はそこだけ目をつぶるか、早送りすればいい。この映画はまず見なければ何も語ることはできない。


ソウ(Saw)2004年[米]

監督:ジェームズ・ワン

出演:リー・ワネル、ケイリー・エルウィズ、ダニー・グローバー


タイトル: SAW ソウ DTSエディション

深夜、次は何の映画を見ようかとネットで検索していたら、この映画を思い出した。前から見ようと思っていたのだが、ついつい先延ばしにしていたのだ。ネタバレを避けながらいろいろレビューなど読むと、重大な秘密が隠されているらしい。夜が明けて、朝食を後回しにして、ビデオ屋に走った。

ビデオを借りて帰り、予告を早送りして本編を見始めた。最初の登場人物の置かれている状況から、すぐにストーリーに引き込まれ、最後まで緊張感を保ったまま鑑賞することができた。ひさびさに考えさせられる映画を見た気がした。シナリオは一見アラがあるように見えるが、実は緻密に計算されている。だが1回見ただけで、さらに解説なしでこの映画のすばらしさに気づく人がどれだけいるだろうか。私ももう一度見て考えてみるつもりだ。


まずとりあえず予備知識をなるべくいれずに、この映画を見ること。

そのラストで驚いた後、解説が欲しければここのサイト を読むといいだろう。このサイトに書かれている以上のことは、私にはとうてい書くことができない。



注意

解説を先に読んではだめです。まず映画を見てください。


トム・ハンクス主演で公開当時も話題になった作品。そんな映画だが私は未見だった。予備知識は、刑務所での不思議な癒しの力を持つ死刑囚と看守の話、という程度だ。話によると感動するらしい。話題作なのでブログで触れないわけにはいかない。期待しながらTVの前に座ったのだが、、、。


グリーン・マイル(The Green Mile)1999年[米]

監督:フランク・ダラボン

出演:トム・ハンクス、マイケル・クラーク・ダンカン


タイトル: グリーンマイル

有名な作品なのでストーリーの紹介は別にいいだろう。確かによくできたファンタジーだと思ったが、泣くほどでもなかった。ねずみ好きの囚人、ジョン・コーフィー、それぞれの死刑執行シーンは印象的ではあったが、感動というところまではいかない。無実の罪の人間が死刑にされる、そしてそれを知っていて死刑を執行せねばならない。悲しい状況だ。でも残念ながら泣けない、無理だった。物語に今ひとつのめり込めなかったのは、たぶん設定が非現実すぎることがそれを邪魔したのだと思う。コーフィーの癒しの力は、はでなCGなど使わずもう少し暗示的に表現して欲しかった気がする。それと途中の残酷な処刑シーンは、見せ場のひとつだが他のシーンとのバランスがとれてないように思える。ちょっと見せすぎだったかも。

ラストの落ちはなかなかいい。人間死ぬのも怖いが、死のうと思っても死ねないのがもっと恐ろしいということか。オリジナルは3時間を越える大作なので、TVではずいぶんカットされているはず。もしかしたら完全版を見れば、感動するかもしれないので、機会があればレンタルしてみようと思う。

一人のとことんツイてない男が、アリゾナの小さな田舎町で奇妙な依頼を受け、事件に巻き込まれやがて破滅していく。「プラトーン」「アレキサンダー」のオリバー・ストーン監督による不条理サスペンス。この映画を見て、アメリカの田舎町には絶対行きたくないと思った。それと車は丈夫な日本車に限る。


Uターン(U Turn)1997年[米]

監督:オリバーストーン

出演:ショーン・ペン、ジェニファー・ロペス


タイトル: Uターン

これは深夜テレビで放送していたのを見た。監督、出演者ともに有名な人たちばかりなのだが、まったくこの映画のことは知らなかった。それで期待せずに見ていたのだが、途中から話に引き込まれて、ラストまで付き合ってしまった。まるで救いのないラストだが、そんなに後味は悪くなかった。なかなかの佳作、拾い物だと思う。


少し詳しくストーリーを紹介する。マフィアに金を返すため、ラスベガスに向かっていたボビー(ショーン・ペン)だが、車の故障で”Uターン OK”(よそ者は引き返せという意味だそうだ)の看板のある田舎町に立ち寄る。車を修理屋に預け、町に来たボビーは美しい女グレイス(ジェニファー・ロペス)と知り合うが、彼女の夫ジェイク(ニック・ノルティ)に殴られる。しかしその後ジェイクから「妻を殺してくれたら5万ドル払う」と依頼される。いったんは断ったボビーだが、不運にも強盗にあって金を失い、車の修理屋に法外な料金をふっかけられて、その依頼を受けることにする。ボビーはグレイスを山に誘い出し彼女を殺そうとするが、そこで今度はグレイスに誘惑され、逆にジェイクを殺すことを頼まれる。そしてついにジェイクを殺し大金を手に入れたボビーとグレイスはいっしょに町を出ようとするが・・・。


人間のいやらしい部分、金に汚いところや身勝手なところを見せつけられて人間が信用できなくなるし、先に書いたようにラストもまったく救いがない。見て楽しくなるような映画ではないので、万人にはおすすめできない。しかしコメディーとサスペンスが微妙に共存しているので、そんな雰囲気の映画が好きな人は見るのも悪くないだろう。

今日はカルボナーラを作りました。カルボナーラは微妙な火加減が難しく、最初のころはよく失敗したものです。何回も練習して最近やっと安定した味で、できるようになりました。生クリームがなかったので、卵とチーズだけで作りました。自分で言ってもしかたないですが、なかなかおいしかったです。味見してくれる人がいないのが残念です。

「テキサス電動ノコギリ大虐殺」、直訳すればこんなふうになってしまう原題に、配給会社は”悪魔のいけにえ”というインパクトある邦題をつけた。ホラー映画にこんな感じの邦題をつけることは、当時の流行だったのだろう。そのせいで現在ビデオ店のホラー映画コーナーを見ると、「悪魔の~」「死霊の~」などの紛らわしいタイトルのビデオがあちこちにならんでいる。そういうわけで、今回は新旧の「テキサス電動ノコギリ大虐殺」を紹介しよう。


悪魔のいけにえ(The Texas Chainsaw Massacre)1974年[米]


 texas_chainsaw.jpg タイトル: 悪魔のいけにえ


テキサス・チェーンソー(The Texas Chainsaw Massacre)2003年[米] 


 タイトル: テキサス・チェーンソー コレクターズ・エディション

 

ストーリーはごく簡単なものだ。ドライブ中の若者たちが、旅の途中で立ち寄った古い家で、チェーンソーを持った殺人鬼に襲われ、次々に殺されていく。殺人鬼には奇妙な家族がいて、一家総出で連続殺人をおこなっている。ただ一人残った女性は無事生き延びることができるのだろうか、というもの。


殺人鬼レザーフェイスの家族の設定が新旧ではずいぶん違う。レザーフェイスの家族のイカレ具合はオリジナルの方がずっといっちゃってる感じだ。そしてそれぞれで気持ち悪い登場人物がいる。オリジナルではレザーフェイスのイカレた弟だ。冒頭、若者たちの車にヒッチハイクしてきて、車中で自分の手をナイフで切ったり、勝手に写真を撮って金を要求し、断られると若者の手をカミソリで切るという行為に及ぶ。リメイクでは保安官がいやらしい。権威をかさに若者をいじめる所は見ていてイライラしてくる。

オリジナルでは最後に残った女性はただひたすら逃げまくるだけだが、リメイクでは途中レザーフェイスに逆襲し、肉切り包丁で彼の手を落としたり、保安官を車で轢いたりとなかなか積極的に行動してみせる。

しかし残念ながらこのせいで、前半やられて後半反撃するという普通のホラー映画に、リメイク版はなってしまった気がする。ただわめきながらひたすら逃げるだけのオリジナルが嫌いという人も多いと思うが、中盤からの一気にラストまで見せる感じはオリジナルの方が上と思う。ラストといえばオリジナルのラストはすごく印象的、というかあっけにとられた。どういうものかは、これから見る人のために書かないでおこう。一方リメイクはドキュメンタリー風に見せるため、最初と最後にモノクロの映像を入れている。あれを見てこの映画が本当の事件と思ってしまう人も多いことだろう。


見るときは新旧いっしょに借りるなりして、一気に見たらおもしろいと思う。見る順番はどちらでもいいと思うが、ちなみに私はリメイク→オリジナルの順で鑑賞した。

さて最後になるが、チェーンソーを持った殺人鬼といえば、殺人鬼の定番のスタイルだが、たいていの人は「13金」のジェイソンをあげるだろう。しかし「13金」シリーズの中でジェイソンはチェーンソーを使っていないそうだ。チェーンソーを使う殺人鬼のイメージは「悪魔のいけにえ」のレザーフェイスがつくったものだったのだ。

ターン 2001年[日]

監督:平山秀幸 出演:牧瀬里穂、中村勘太郎、倍賞美津子

 静かで透明感があり、独特の雰囲気の映画。ストーリーは淡々と進んでいくが、不思議とひきつけられて、意外に最後まで飽きずに見ることができる。地味だけどなかなかの秀作。物語に厳密な整合性や説明を求める人には向かないが、純粋に雰囲気を楽しめる人向き。静かな休日の午後に、お茶でも飲みながらゆっくり見よう。

タイトル: ターン 特別版

この映画は北村薫の「時と人三部作」の中の一作を映画化したものだが、公開当時あまり話題にならなかったような気がする。私は偶然、当時牧瀬里穂が「笑っていいとも」で宣伝しているのを見たので、ビデオ化されたらぜひ見ようと思っていた。この手の話は私は大好きだったからである。


ストーリーを少し紹介する。交通事故にあった真希(牧瀬)は、事故にあった瞬間、前日の同じ時刻に”ターン”する。普段とまったく変わらない風景だが、その世界には真希以外の人間は誰ひとり存在しなかった。同じ1日を繰り返すうち、ある日1本の電話がかかってくるが…。とここまでは、パッケージにも書いてある。もう少しネタバレすると、偶然かかってきた電話は、真希がもといた世界からで、もとの世界では真希は交通事故にあった後、病院で昏睡状態にあった。真希の意識、魂のようなものだけが、この時間の狭間にとじこめられていたのだ。

後半、真希と同じように時間の狭間にとらわれた男(実は犯罪者)が登場したり、電話をかけてきた青年と仮想デートをしたりと、意外な展開も見せるが、基本的に静かに話はすすみ、エンディングを向かえる。


はっきり言って突っ込み所はけっこうあるし、ラストにも不満が残るだろう。私もエンディングには正直最初がっかりした。あまりにもあっさりしすぎだと思う。しかし鑑賞後しばらくたつと、それも含めてこの映画の魅力かな、と思えるようになった。


原作小説

著者: 北村 薫 タイトル: ターン

ファニーゲーム(Funny Games)1997年[オーストリア]

 この映画、私は強くおすすめする。映画好きなら1回は見てみるべきだ。こういうのも映画かと思わされるに違いない。いや、こんなのは映画じゃない、という感想を持つかもしれない。普通ではやらないようなことを、この映画ではいくつかやってしまっているからだ。そして鑑賞後は、間違いなく最低の気分になれる。


funny_game.jpg タイトル: ファニーゲーム


ネットでは後味の悪くなる映画No.1の評判が高い。パッケージにもそう書いてある。後味どころか、鑑賞中からイライラ、不快感が増していく。ところが話がすすみ、終盤にさしかかったところで、「あれ?これってほんとはコメディーかなんか?」と思わされる。少なくとも私は一瞬そう思った。しかし、何事もなかったように、淡々とストーリーは絶望的なラストへ向けて進行していく。そして最後に新たな悲劇を予感させてエンドロール。

鑑賞後はたぶん大多数の人がもう2度と見たくない、という感想を持つにちがいない。しかし、ハリウッド製ご都合主義満載映画に辟易してる人は、一度鑑賞してみることをおすすめする。


自分で借りてきたので文句を言ってもしょうがないのだが、2本続けて気分の悪い映画を見てしまった。次回はぜひ楽しい映画を見たいと思う。